デジタルプリント壁紙に対する知見を深めるリアルイベントを開催、エプソン販売とLSS

第3部「職人が分かりやすい壁紙の作り方」では、K3の君和田重則COOがデジタルプリント壁紙の施工作業を実演した。粘着シートとデジタルプリント壁紙の明確な特性の違いを解説した上で、水糊で施工する壁紙は伸びやすいため、クライアントに対して仕上がりイメージの説明を重ね、完成図を共有するのが必要だと強調。デモンストレーションでは、レーザー水平器を活用したデザインのずれが起こりにくい施工方法について解説した。

レーザー水平器の示す位置に合わせて壁紙を貼っていく君和田氏

第4部「エプソンの最新機種とショールームツアー」では、エプソン販売 商業機器MD一課の片山敦氏が、環境配慮型のレジンインク・UrtraChrome RS inkを搭載するIJP「SC-R5050」「SC-R5050L」を解説した。同機は従来のカートリッジ方式からパック方式に変更し、インクの廃棄重量・保管スペースを大幅に削減。同機とLSSのデジタルプリント壁紙「プリンテリアOW」は、環境配慮の視点で見れば最適な組み合わせだとアピールした。

終了後はショールームの紹介ツアーも開催された

なお、翌6日には設計・インテリアコーディネーターに向けたセミナーを開催。第1部はエルクリエーションの高田真由美代表が講演。「海外インテリアの最新トレンド」をタイトルに、国外展で視察してきた最新のデザイントレンドを写真で見せながら紹介した(第2部から第4部の内容は同じ)。参加者は両日合わせて約100人に上った。

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