壁画アートのプロデュース事業を展開するWALL SHAREは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催を記念し、関西エリアの自動販売機をアート作品に変えるプロジェクト「SUNTORY街角のパビリオン」を実施。5月21日に、合計83カ所・90台の自動販売機の設置を完了させたと発表した。自動販売機は、飲料メーカー・サントリーのものを活用。都道府県別に、47人のアーティストが参加した。
同プロジェクトは、47都道府県の自動販売機を、各県ゆかりのあるアーティストが自由にデザインし、アートラッピングを展開していく催し。テーマは、大阪・関西万博の「いのち輝く未来社会のデザイン」から一節を借り、「いのちの輝き」に設定。ミューラル、ストリートアート、イラスト、日本画など、アーティストそれぞれが個性を生かした多彩な表現を披露している。
これまでも、壁画アートを中心にさまざまな事業を展開してきた同社。今回は、自動販売機を日常のなかにある「壁」と見立てて、これまでにない全く新しい「表現の場」を創出した。自動販売機というアイコンを通して、地域と人、そしてアートのつながりを深めていくのを目的としている。
なお、大阪・関西万博の会期中には、関西各地に設置された特別デザインのサントリー自動販売機を巡り、スマホで全81種の「アートスタンプ」を集められるイベント「NFTアートスタンプラリー」を開催中。10種類以上のスタンプを集めた人のなかから抽選で47人に、大阪・関西万博の入場チケットをプレゼントする企画も実施している。
プロジェクトの概要は以下の通り。
・名称/SUNTORY街角のパビリオン(SUNTORY CITY ART 2025)
・主催/サントリービバレッジソリューション株式会社
・協力/WALL SHARE株式会社
・期間/2025年10月16日まで
・設置場所/大阪・関西エリア全域
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