滋賀県に本社を構え、サインディスプレイ製作や、Webサイト、メディアの制作・運営などを手がけるウエストは2月15日、看板メンテナンスの問題解決を後押しするのを目的に、専門家へ気軽な相談ができるスマホアプリ「スマホde看板見守りま専科」をリリースした。
これは、スマホで撮影した写真をアップロードするだけで、看板のデータをクラウド上に記録できるアプリ。1ユーザーにつき20現場まで無料で登録でき、どこにどんな看板を設置したか、設置から何年経ったか、安全点検はいつ頃かなど、つい忘れがちになってしまいそうな情報を一括管理できる。
さらに、撮影ガイドに沿った画像をアップロードするだけで、屋外広告士が看板の状態を診断してくれる機能を搭載。その後点検カ所が見つかった場合には、有償で現地点検や補修工事、解体撤去までワンストップで対応するという。
同社は、全国的に問題視されている看板の放置問題を解決すべく、今回の製品開発に着手。スマホを使って誰でも簡単に看板の安全点検ができるサービスの提供を開始した。今後も看板メンテナンス、保守点検の重要性を伝える啓蒙活動に注力しながら、事業展開を進めていく構えだ。