ブラザー工業がサイン・ディスプレイ市場に参入へ。ラテックスインク搭載の大判プリンターを発表

ブラザー工業は2月6日、ラテックスワイドフォーマットプリンター「WF1-L640」の開発を明らかにした。今後は発売に向けて、展示会への参考出品などを行なっていく。市場投入の時期や価格は決定次第、発表するとしている。

ラテックスワイドフォーマットプリンター「WF1-L640」は、ブラザー初となるサイン・ディスプレイ用途向け大判プリンターで、屋外広告や各種ポスター、インテリアデコレーションなどでの活用を見込む。同社では、「布に印刷するガーメントプリンターの開発などで培ってきたインクと、プリントヘッドの自社技術を生かして新たな領域に挑戦する製品」と位置付けている。

新開発のラテックスインクは、広い色域や表現豊かな発色と、屋外での高い耐候性を併せ持つ。水性ベースインクで環境に優しいため、飲食店や教育機関、医療機関などでも安心して使用できるという。

今後は、5月に独・ミュンヘンで開催予定のデジタル印刷業界向け展示会「FESPA」、3月に開催される「新世紀GPXサイバーフォーミュラ World Tour Exhibition名古屋GP」への出展を検討。さまざまな機会を通じて製品の認知拡大を図るとともに、顧客とのコミュニケーションを進めながら市場への投入を目指す。

なお、RIPソフトウエアは、ローランド ディー.ジー.から提供を受ける。

関連記事

  1. 巨大な壁画アートでワイヤレスイヤホンをPR。2022年11月に続く第2弾は、東京・秋葉原に出現 WA…

  2. DOOH向けの広告配信プラットフォームを導入し、デジタル広告分野を拡張、大阪メトロ

  3. 日経メッセ 街づくり・店づくり総合展、開催中止。新型コロナウイルスの感染拡大を受け

  4. 7月9日に「ものづくり補助金セミナー」をオンラインで開催、日本HP

  5. ザイマックス センサによる看板の見守りサービスを正式リリース

  6. ミラー型タッチパネルディスプレイのレンタル開始

  7. 13年振りの新CM公開に合わせて女優の北川景子さんと切り絵作家の蒼山日菜さんによる「ムーンライト”切…

  8. 長野県上伊那地方 野立て看板の撤去、最大2万円まで補助

  9. 最新機種の実機デモが見られるグローバルオンラインイベントを開催。各マシンを活用したサイン業界向けの多…

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP