新色の白インクと新開発のメディア検出センサーを搭載した「Colorado」の最新モデルを発表。8月下旬のリリースへ キヤノン

キヤノンマーケティングジャパンとキヤノンプロダクションプリンティングシステムズは7月4日、新色の白インクと新型メディア検出センサーを搭載したUVgelインク搭載機「Colorado M5/M5W」の発売を発表した。価格はオープン、本格リリースは8月下旬を予定している。

同製品は、主にサイン・ディスプレイ領域に向けて開発された64インチ対応のロールtoロール機。新型のメディア検出センサーの搭載によって検知できるメディアが増えたため、凹凸のある素材や半透明の素材、マグネットなどより一層デザイン性の高い表現も可能になった。

また、最大185%伸長する柔軟性や、広い色域、速乾性などを特徴とする独自開発のUVgel460インクに対応しているのもポイントだ。今回は新色として白インクを追加。透明やマグネットメディアへの出力も可能になったほか、それぞれのメディアの素材や色などの特性に合わせた色彩表現も実現している。

さらに、インク交換をせずに1台でグロス/マット仕上げを可能にする「FLXfinish」機能や、同一の面でグロス/マット仕上げを打ち分ける「FLXfinish+」機能など、従来機にもあったスペックは据え置きで搭載。グロスモードの高品質モードで40㎡/h、マットモードの高品質モードで27㎡/hの高スピード、高生産性を両立し、多様化する顧客のニーズに対応している。

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新しく搭載されたメディア検出センサーによって、凹凸のある素材や半透明素材、マグネットなどにも出力可能となった

広い色域や速乾性、熱負荷の少なさ、最大185%の伸長率など、さまざまな特徴を持つUVgelインクを搭載。白インクの追加によって、デザイン性を向上させた

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