新しいプリントヘッドと印刷コントロールシステムを搭載した、シングルヘッド4色モデルの1.6m幅エコソルベント機「XpertJet 1641SR ProII」を発売 武藤工業

武藤工業は10月22日、新型プリントヘッド「AccuFine HD Pro」を搭載した、1.6m幅対応のエコソルベントプリンター「XpertJet 1641SR ProII」を発売した。希望小売価格は、本体170万円(税別)となっている。

同機は、同一色を近接配置できる8列ノズルの新型プリントヘッド「AccuFine HD Pro」と、新開発した印刷コントロールシステム「i-Screen EX System」を組み合わせることで、高精細なインク着弾と滑らかな階調表現を両立したシングルヘッドモデル。プリント速度も向上し、実用印刷モードでは同4色モデルとして最高クラスの17.63m²/hの生産性を実現している。主な用途としては、屋内外のサインや、展示会のグラフィック、カーラッピング、POPなどを見込む。

印刷速度

 

さらに、従来再現の難しかった濃色領域にフォーカスした、オリジナルの高色域プロファイル「MUTOH Wide Color Choice」を用意。インクの発色を最大限発揮させ、「赤」や「黒」を今までよりも濃く鮮やかに再現できるという。

このほか、実績のある自動Bi-D調整機能「DropMaster 2」/自動メディア送り補正機能「FEED MASTER」を搭載。これらの機能により、用紙ごとの印刷調整作業を自動化し、オペレーターによるばらつきや作業負担を軽減する。

加えて、ロールメディアの残量をバーコードで管理できる「Media Tracker」機能により、メディアを効率よく使用でき、無駄を削減。また、正常に吐出するノズル範囲を選択して印刷できる「Nozzle Area Select」機能により、ノズル詰まりが発生した場合でも、ダウンタイムなしで印刷を継続できる。

なお、ワンタッチでヘッドの高さを調整できる機能を採用し、1.5㎜、2.0㎜、2.5㎜、4.0㎜の4段階の高さ調整が、レバーの操作で容易に変更可能。使用メディアに最適なプリントヘッドの高さを選ぶことで、メディアとの互換性が向上し、接触リスクも低減するなど、安定したプリント品質を実現できるとしている。

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