マス媒体からWebまであらゆる広告を分析する人口AIツール『D-Reg』が登場

データ活用に関するコンサルティング、受託分析、システム開発などを行うDATUM STUDIOは4月、広告予算配分・分析を最適化するツール「D-Reg(デーリグ)」をリリースした。

D-Regは、テレビCMなどのマス媒体から、Web広告に至るまで、あらゆる媒体の効果測定を可能とするツール。これまでは広告担当者の経験則で行っていた分析や予算配分といった作業を人工知能がこなすため、人が気付けなかった潜在的なニーズも見つけ出すことが可能だ。媒体だけでなく、カレンダー効果や季節要因・店頭施策における要因など幅広く分析し、ユーザーのあらゆるマーケティング活動をシミュレーションできる。これまでは、テストケースとして各業種の企業に先行導入してきたが、新たに使いやすく機能を改良・追加して本格的に提供を開始する。

具体的な機能については以下の通り。
1.担当者が、予算を各広告媒体にどう配分すると売上につながるか、シミュレーションする

2.それをもとに目標売上を設定して、目標達成するための最適な広告予算配分を予測する

具体的なデータを算出するため、広告掲出を悩むクライアントの意思決定を後押しするなど、営業時のエビデンスとして活用可能。広告予算配分最適化に伴い、無駄な広告費の削減にもつながる。これまでの導入実績は、テレビ局、銀行、通販企業、飲料メーカー、保険企業、広告代理店など、多岐にわたる。

同社は、人工知能の活用を企業に提案し、支援する様々な事業を展開。ニーズに合わせた人工知能のカスタマイズ、Webクローラの作成、分析基盤の構築、コンサルティングなどを行っている。技術力を活かした人工知能のカスタマイズ開発を強みに、これまで100社以上の実績を持つという。

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