電通 日本初、屋外・交通広告に接触したユーザーの実行動データを分析

電通は25日、テレビ広告とインターネット広告のマーケティングプラットフォーム「STADIA」の機能を拡張。屋外・交通広告(OOH)の統合プランニングも実現する「STADIA OOHプラス」(β版)の開発に成功した、と発表した。

従来、駅構内の交通広告によるテレビ広告のリーチ補完効果をはじめ、テレビ広告と屋外・交通広告の重複接触効果について、具体的なデータをもとにプランニング、または効果検証することは困難とされてきた。

「STADIA OOHプラス」では、屋外・交通広告に接触したユーザーの実行動データの分析を日本で初めて実現。これによって、複数の媒体を活用した「リーチ」「認知」「態度変容からサイトへの来訪」「実店舗への来店」「購買」にいたる、すべての過程での具体的な検証を可能とした。

この新ツールには、ID単位での大規模なデータ分析を可能にする機械学習モデルを搭載。電通が今年3月に資本業務提携した米・GroundTruth社が保有する日本国内の位置情報データと、それを補完する同社独自のOOH関連データによって、人の動きを高い精度で分析していくことができるという。

関連記事

  1. OOHの掲出風景を臨場感のある動画としてSNSで拡散させる独自サービス「HIT-buzz」を提供開始…

  2. 「ブルーロック」の各キャラクターで競馬の魅力を表現。書き下ろしイラストのサインボードを川崎市内で展開…

  3. テキスタイル系のグッズや出力機が集結した合同展示会を名古屋で開催。熱転写ラバーシート「B-FLEX」…

  4. エプソン初のDTF機を4月に市場導入。日々の点検作業が不要となる自動クリーニング機能を多数搭載 エプ…

  5. JAPANTEX2022 特別展示「第2回デジタルプリントインテリアフォーラム」が盛況裡に閉幕。最先…

  6. 渋谷駅直結・直上の新ランドマークが来秋開業へ。ロゴデザインやコンセプト固まる

  7. コンテンツ制作とデジタルサイネージ本体がセットになった月額制サービス「MONI-PA」を開始、アーバ…

  8. 自社YouTubeチャンネルでサインの製作過程を映像化したプロモーション動画を公開、オミノ

  9. あえて“じゃない方”のエリアに広告を掲出し、知名度の低い商品をPR。シミ対策に最適なスキンケア商品「…

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP