JR東日本リテールネットは6月13日、駅ナカコンビニエンスストア・NewDays、NewDays KIOSKの店頭に設置しているデジタルサイネージの新商品として、168駅・377台が広告の放映対象になる「ワイドセット」、243駅650台の「プレミアムセット」を販売開始した。
同社では2016年10月から、NewDays、NewDays KIOSKの外壁や屋根上に標準70インチ横型の「大型ビジョン」を113駅212台設置し、交通広告媒体として販売を展開。
今回、そのネットワークセットを拡大し、首都圏のNewDays、NewDays KIOSKの店頭に設置している32・42インチ中型サイネージ「NewDays店頭ビジョン(縦型)」「KIOSK店頭ビジョン(横型)」を加えた新商品を発売した。
新商品の「プレミアムセット」は、243駅650台で構成する大規模ネットワークサイネージで、1日あたりの媒体前通行人員は約1800万人に上る。広告の販売枠数は4枠で、1枠あたり15秒、1ロールは6分。料金は1枠400万円・2枠710万円で、毎週月曜から一週間の掲出期間となっている。
もう一方の「ワイドセット」は168駅377台を網羅し、1日の媒体前通行人員は約1600万人。広告の販売枠数は6枠、料金は1枠300万円・2枠530万円で提供するとしている。
NewDays、NewDays KIOSKのデジタルサイネージにおける売上実績は、2017年度で4億2300万円である。出稿内容はNewDays取扱い商品の宣伝利用が2/3・一般広告が約1/3の内訳。一般は、TV・映画・ゲーム・DVDなどのエンタメ関連や金融・ 不動産が多い。