商業施設「イオン」を展開するイオンリテールは6月8日から、総合スーパー「イオンスタイル」も含む全国の約360店舗を対象に、「イオン ライトダウンキャンペーン」を実施する。
このキャンペーンは、店舗の屋外照明を消灯して消費電力を抑え、地球温暖化に影響を及ぼすとされるCO2の排出量削減を目指すもの。
イオングループでは、脱炭素社会の実現に向けた同社の取り組み「イオン 脱炭素ビジョン」に基づき、「店舗で使用する電力を2030年までに再生可能エネルギーへ100%切り替える」という目標を提唱。今回のキャンペーンも、その働きかけの一環となっている。店舗を視認しづらくなる地域住民に対しては、店内放送や店頭掲示物にて通知される予定だ。
今回の取り組みによって、「身近にできる環境保全活動」を近隣住民に呼びかけ、不要な照明の消灯を推進するのを目標にしているという同社。それとともに、地域が一体となって気候変動問題について考える、良い機会になればと考えているそうだ。
イオングループは今後も、店舗施設や商品、サービスを通して、脱炭素社会の実現に貢献。店舗利用者も気軽に参加できるようなさまざまな環境配慮の取り組みを推進していく。
詳しい企画概要は以下の通り。
実施期間/2022年6月8日(水)~8月31日(水)、期間延長の可能性もあり
対象店舗/全国の「イオン」「イオンスタイル」約360店舗
内容/屋上看板や店舗看板などの屋外照明を消灯(防犯上の理由などで消灯できない施設や場所を除く)