リディアワークスは、貼るだけで抗ウイルス作用が見込めるキルウイルスフィルムを開発。10日、同フィルムを活用したマスクケースをはじめ、スイッチや手すり、ドアノブ、机上に貼れるシールなどの正式リリースを開始した。
キルウイルスは、ISO21702に則った試験によって、短時間でのウイルス減少効果が認められた抗ウイルスフィルム。インフルエンザウイルスであれば、たった15分で99%以上の減少を達成する。また、新型コロナウイルスに対しては、60分で83.8%の減少を達成。ISO21702を用いた反応時間60分でのウイルス量減少効果の確認は世界初という。
同フィルムはエア抜け構造で簡単に貼りやすく、剥がした時に糊残りの少ない再剥離仕様となっている。商業施設などの不特定多数が接触する環境で、誰でも気軽に抗ウイルス対策ができる。そして、全ての製品には、キルウイルスのロゴマークを印字。あえて見えやすくし、気付いた人へ安心感を与えられるように考慮されている。
現在、特許申請中。販売はECサイトのみだが、既に東京駅内のコインロッカーや、東京東信用金庫の江東中央支店などに試験導入されている。また、クラウドファンディングでマスクケースを販売し、50万円以上を売り上げるなど、着々と実績を積み重ねている。同社は今後も、安心を見える化させ、より良い生活環境や事業環境の提供を目指していく。
【キルウイルス製品ラインナップ】
- マスクケース(1枚入)ケース内面のみ抗ウイルス機能
- 30パイカットシール_A6(3枚入)スイッチ・ボタン用
- 30角カットシール_A6(3枚入)スイッチ・ボタン用
- A4シール(3枚入)スイッチ・手すり・ドアノブ用
- 550×350デスクステッカー(1枚入)デスク・カウンター上貼り用