大手コンビニエンスストア(CVS)のファミリーマートは11月30日、2016年9月の経営統合から順次進めてきたサークルK・サンクスの看板架け替え作業について、国内全店舗のブランド統合を完了したと発表した。【画像は都道府県別のサークルK・サンクス営業終了時期】
今回の経営統合により、全国約36都道府県に展開するサークルK・サンクスのファミリマートへのブランド転換が2年3ヶ月の間に行われた。2016年9月1日にブランドを新たに開店した東京・愛知・大阪の3店舗を皮切りにスタートし、2018年11月30日の完了段階では世界的にも類を見ないCVS約5000店舗の大規模転換となった。
同社によると、ブランド転換をした店舗では、1日あたりの売上および客数が平均で約10%伸長しているなど、好調に推移しているという。
なお、これまでの主なファミリマートへのブランド統合は、2010年3月のエーエム・ピーエム・ジャパンの吸収合併が、約1年9ヶ月間で約1100店のうち約730店舗のブランド統合を実施して2011年12月に完了。2015年12月のココストアの吸収合併では、約10ヶ月間で約650店のうち約370店舗のブランド統合を実施して2016年10月に統合完了している。
画像引用:ファミリーマート