JR東日本は7日、交通広告や屋外広告などをより分かりやすく、身近な存在として活用してもらうための取り組み「Universal OOH」の開始を発表。事業展開の第一弾として、首都圏の生活・通勤の動脈路線から203駅、合計476面のデジタルサイネージをピックアップし、パッケージ化した「DOOHセット」をリリースした。
同製品は、首都圏の生活や通勤の動脈路線に設置されたデジタルサイネージをセット販売し、同時に広告展開できるようパッケージ化したもの。複数のメディアを統括して販売する製品のなかでは、これまでの国内事例と比べても最大級のスケールとなっている。
同社は今後も、「Universal OOH」の一環としてOOHの活用を促進するさまざま取り組みを実施。取り引きプロセスのデジタル化など、市場ニーズに合わせた新サービスの開発、外部パートナーを招いての実証実験、OOHメディアの取り扱い実績が少ないデジタル広告専業会社との連携強化などを見込んでいるという。