業界別に店舗の人流変化を可視化する独自データをWebサイトで一般公開。マーケティングに役立つ情報を提供、クロスロケーションズ

位置情報のビッグデータ解析エンジンとそれをビジネス活用するためのクラウド型プラットフォーム「Location AI Platform」を開発するクロスロケーションズは3月7日、主要業界の店舗や施設周りの人流変化が、1日単位からひと目でわかるデータ「業界別人流トレンド」を公開した。

併せて、同データで表示しているグラフの元となった実際の「業界別推計来訪数値データ」を、3月より販売開始。業界別に分けた人流データの集約は、国内初の取り組みとなる。

「業界別人流トレンド」の公開にあたり、業界の種類を13に分別。コンビニやスーパー、ファミレス、ドラッグストア、家電量販店など、業界別に分けて全国の店舗をシステム化した。集計データを元にして作成されたグラフは日々更新され、業界別人流トレンドの昨日比、昨年比が可視化される。

システムに登録されている各業界別の店舗・施設数

これを可能にするのは、同社独自開発の位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine」。コロナ禍のなか、より効果的なマーケティングや店舗開発、屋外広告測定などを実現するために、人流の可視化が求められる昨今。どうすればビジネスに利活用できるデータを生み出せるかを考えた際に、人流データの提供を思い立ったそうだ。

ユーザーの動向分析や、店舗周りでの人流の違いが把握できれば、リアルとデジタルを連動させた取り組みも可能になり、さまざまな業種業態でのサービス向上につながるのではと、同社は期待を高めているという。

同社は今後も、位置情報ビッグデータのAIによる独自技術開発技術を進めていき、社会や経済、生活、環境の改善に役立つサービスを提供していく。
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