デジタルOOH広告配信プラットフォームの運営・管理を手がけるLIVE BOARDは2021年12月15日、「コロナ禍・アフターコロナにおける、OOHが視認(聴)者へ与える役割・価値・影響力」に関しての意識調査を、グループインタビュー形式で実施。4月7日に、その調査結果を発表した。
対象者は、東京・千葉・埼玉・神奈川の1都3県に居住し、東京23区に通勤する会社員。東京メトロまたはJR山手線を頻繁に利用している人に焦点を当て、直近1カ月間で、印象に残った屋外広告・交通広告について聴取した。
その結果、「テイクアウトの広告を見て出前を頼んだ(20代女性)」、「広告で見かけたアイドルを思わずググった(30代女性)」、「広告の写真を撮っている人を見て、流行しているものを知れた(40代男性)」などといったコメントが寄せられた。広告を視認したのをきっかけに、何か行動を起こすトリガーになったり、流行を知るのにつながったりといったような効果を得られるケースが多かったようだ。
その点から見ても、「行動変容を促す役割」や「情報拡散の効果」、さらには「エンターテイメントとしての側面」など、屋外広告が人に与える影響の大きさを伺い知れる結果となった。