エフ広芸は7月25日、日本初のフィジカルNFTギャラリー「NOX」を東京・渋谷にオープンすると発表。プレオープン企画として、国内で活躍中のNFTクリエイターによる作品を一堂に集めた展示会「NOXプレオープニング・エキシビション」を8月19日から21日まで開催する。現在、展示作品も募集中だ。
NOXのギャラリー内には、12台の高精細デジタルサイネージを設置。最先端のマルチシステムで同期させることで、静止画や動画を自由に組み合わせたダイナミックな映像表現を可能とした。また、2Dや3Dのフィジカル作品の展示、オリジナルグッズの販売など、独自の世界観を守りながら、コレクターとの関係づくりができる、NFTクリエイターにとって最高の環境を目指したという。
NFTアートの先行する欧米では昨年から、壁面全面にデジタルサイネージなどを配置した常設のフィジカルNFTギャラリーが、NFTアートの発信拠点として主要都市で定着しつつあるものの、これまで日本では同様のギャラリーは存在しなかったという。国内でも今春以降、NFT関連のIRL(現実世界)イベントが多数開催され、どの会場も活況でNFT市場におけるIRLの重要性も高まりつつあるそうだ。
こうした背景から同社は、国内外で活躍するNFTクリエイターによる個展や、独自にキュレーションした作品の展示、さらにはコレクターによる展示イベント、ミートアップの会場にも利用できる空間として、フィジカルNFTギャラリー「NOX」をオープンするに至ったとしている。ギャラリーの場所は、クリエイターが多く住む街として知られ、さまざまなカルチャーが集積する渋谷区富ヶ谷を選定した。
NOXプレオープニング・エキシビションの概要は次の通り。
- 日 程:8月19日(金)、20(土)、21(日)13:00〜20:00
- 入場料金:無料
- 場 所:東京都渋谷区富ケ谷2丁目44-12 NOX GALLERY
- 展示内容:第一線で活躍する国内のNFTクリエイターによる作品