内装装飾のノウハウを強みに、店舗のDX化を含めた集客・販売効果の高い売り場づくりをワンストップで手がけるビーツは7月20日、自社のクライアントであるスーパー・三浦屋が店舗改装後にどれだけの集客増加を見込めたのかを調査した効果検証の結果を発表した。改装以前に比べて、来客数が約1.5倍ほど増えたのだという。
ビーツはかねてより、店舗のデザイン、設計、施工はもちろん、デジタルサイネージを用いた売り場のDX化や、AIカメラなどを駆使した効果検証サービスを展開。今回は、都内で7店の食品スーパーを展開する三浦屋と連携し、コピス吉祥寺店の店舗改装を行った。
三浦屋がチェーン展開する上で長年守り続けてきた「安心できる本物の食で豊かな暮らしを創造するお店創り」「お客様に寄り添うホスピタリティ」といった理念をコンセプトに、若年層をターゲットにした開放的で居心地の良い店舗デザインを提案。回遊性をさらに高めるために、メーン入口には店舗情報を受け取れるデジタルサイネージも設置した。
それに合わせて、2022年10月には、AIカメラを用いた効果検証を実施。メーン入口のほか、もうひとつある出入口にカメラを設置して人流を調べたところ、来客数が1.5倍にまで増えていると分かった。改装から8カ月が経過しても、従来以上の来客数を記録しているという。
三浦屋・販売促進室 長古谷一雄氏も、「内装装飾だけでなく、デジタルサイネージやAIカメラなど、通常のスーパーマーケットの改装では提案されないような先進的なソリューションも盛り込んでもらい、それが結果にも表れて、大変満足しています」とコメント。店舗利用者からも、「買いやすい売り場になった」と高評価の意見が寄せられていると、笑顔を見せた。
ビーツは今後もデジタルを活用した課題解決を通して、店舗にコミットした内装装飾を手がけていく。