エプソン販売は4月1日、新たな代表取締役社長に、栗林治夫氏が就任したと発表した。同25日には、報道関係者を対象とした「エプソン販売新社長就任に伴う懇談会」を実施。栗林氏と合わせて、4月から新役員となった豊田誠取締役 販売推進本部長、木村勝利取締役 コンシューマ営業本部長、橋本倫明取締役 エンジニアリング営業SBU本部長も紹介された。
栗林氏は、1991年にセイコーエプソンへ入社。1995年からはエプソン販売でPCの販売推進業務に携わっていたそうだ。そして2020年からの取締役 ビジネス営業本部長、2023年からの取締役 販売推進本部長を経て、代表取締役社長へ就任した。
栗林氏は冒頭、「世間でより重要性を増しつつある環境対応に向けた支援サービスを強化していきたい」とコメント。脱炭素をはじめとする企業の環境課題を解決する専門チームを2022年4月から設置しているものの、まだあまりクライアントへの浸透が進んでいない現状を顧みて、「今後はこの専門チームでの取り組みにも注力していき、各企業の状況把握、課題の洗い出しに努めていきたい」と力を込めた。
さらに同社は今後の事業目標として、「環境」「省人化」「DX/共創」の3つをキーワードに掲げ、それぞれへのサービス強化を提唱。環境面では前述したサービスの拡充、省人化に関してはロボット事業の拡大による生産性向上、DXでは自動化に伴う働き方改革の推進と、それぞれの分野でユーザーの課題を解決するさまざまなソリューションを展開していくという。
その後、12時からは参加者たちによる懇談会を実施。立食パーティ形式で、来場者との和やかな談話が繰り広げられた。