ZUNDシリーズの魅力に迫るイベント「ZUNDユーザーサミット」を東京オフィスで開催!スピード・安定性をより高めた最新機種も紹介 セルカム

セルカムは4月25日、マルチカッティングマシン「ZUND」の魅力をより詳しく紹介する総合イベント「ZUNDユーザーサミット」を、同社東京オフィスで開催。来場者は、会場内の50席以上に及ぶ席をほぼ全て埋め尽くす満員となった。

冒頭には、ZUND社の本社にあたるスイス工場から直々のあいさつ動画を配信。今年で設立40周年を迎える同カッティングマシンメーカーのこれまでの変遷を、スライドショーと動画を交えながら振り返った。

1984年の会社設立から40周年を迎えるZUND社。これまでの歩みと同社マシンの特徴を、余すところなく紹介した

なかでも話題の中心となったのは、やはりそのカッティングシステムの利便性の高さだ。日本でもユーザーの多い「ZUND G3」をはじめとする各種マシンを紹介。併せて、さまざまな素材への複雑なカットを実現する多彩なオプションツールもPRした。そのユーザー数は、100カ国1万5,000社を突破。ZUND社もワールドワイドに業容を広げており、全世界で13支社、販売店は60社を超えるという。

このほか、2023年4月に欧州でリリースされたカッティングマシンの最新機種「Q-Line」についても解説した。同マシンは、ボディ筐体を特殊なコンクリート製にし、ビームも軽量かつ強固な炭素繊維強化プラスチック製にしているため、従来機と比べてより頑丈で高い安定性を誇るのが特徴。これにより、最大2.8m/sというハイスピードカットを実現する。その上、カッターの指定やジョブの準備などといった指示の全てを1台のタッチパネル式PCで操作可能。従来機にはなかった直感的に操作できる機能性で、簡単に要望に合わせたカットができるようになったという。

既に欧米では、10台以上の販売実績を持つ同機。日本でも、ツールを含めて順次販売開始する見込みだ。より一層操作性を高める最新のソフトウエア「ZCC 4.0」や、新開発のオプションツール、刃物などと合わせてアピールした。

加えて、Webサイト上の専用サイトに登録するだけで、自社のマシンの稼働状況を遠方からでも可視化できるようになるWebサービス「Zund Connect」も紹介。また、「うまく想像通りのカットができない」「特殊なツールの使い方を忘れた」など、ユーザー目線でありがちな困りごとに関するQ&Aにも動画による実演を交えて応えていった。

その後は、「ZUND G3」の実機を使ったカットデモを実施。そして、参加したユーザー同士で、立食形式の交流会も行われた。

「ZUND G3」の実機を使ったカットデモに、興味津々な来場者たち

関連記事

  1. JBMIA 国内初、大判インクジェットプリンターのメーカー部会設立

  2. JR東日本沿線の空き壁を活用し、地域活性化を目的としたアートイベントおよび実証実験を開始、JR東日本…

  3. 広告を使った“かくれんぼ”I? 目立たせるのではなく、あえて隠れる場所に広告を設置してミルクアイス「…

  4. 「自動販売機は交通広告として見るとどれくらいの効果があるか?」。4人に1人が、その先のアクションにつ…

  5. AIカメラを連動させたデジタルサイネージの実証実験を静岡県内のスーパーマーケットで開始 楽天とタカラ…

  6. 2022年7月版「世界の広告費成長率予測」を発表。2年連続の成長見込みでコロナ禍以前を超える予想、電…

  7. 東京メトロ半蔵門線渋谷駅に1.26㎜ピッチの超高精細LEDビジョンが登場。連続性のある映像表現が可能…

  8. マス媒体からWebまであらゆる広告を分析する人口AIツール『D-Reg』が登場

  9. 約10年分の延命効果が期待できるポール看板の補強工法を新開発、三和サインワークス

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP