3Dホログラムを活用した3Dデジタルサイネージサービスを提供する新会社が設立 3D Phantom

11月24日、3Dホログラムによるディスプレイを展開する新会社「3D Phantom」が設立した。本社は東京都港区に構え、代表取締役に溝口勇児氏が就任。メーン事業として、独自開発のデジタルサイネージ「3D Phantom」を活用したサービスを展開していくという。

>>>企業ホームページはこちらから

「3D Phantom」とは、最新のホログラム技術によって、メガネを使わずに目の前に3D映像をつくり出せるデジタルサイネージサービス。LED光源をライン状に構成させた同社ならではのブレードを高速回転させて浮遊感を持たせた独自の3D映像を表現し、見た人が思わず撮影したくなるような、魅力的な空間づくりを可能にする。

さらに、解像度1024×1024pxの高精細な映像によって、明るい環境下でも美麗な3D表現を実現。その一方で、重量575gと軽量なので、設置が容易でありながら、運搬性に優れているのもポイントだ。最大電力消費は70W程度と、環境にも優しい設計になっている。

同社設立の経緯について、溝口勇児社長は「昨今の広告業界は、従来のアナログ広告から、徐々に動画などの需要が高まりつつあります。そんななか、よりユーザーに訴求できる空間づくりを目指していくために、必要だと考えました」と語る。

今後は、さまざまなイベントにおいて、「3D Phantom」の導入を加速させていきたいと言葉を続ける溝口氏。2023年には企業向けだけでなく、一般層に向けても商品展開を模索していく構えだ。

関連記事

  1. フクダサインボード イトーキの特許技術をライセンス契約。屋外向けオンフックサインシステムの開発へ

  2. 地元スポーツチームへの応援メッセージがデザインされた屋外広告を発売、長田広告

  3. AIカメラを連動させたデジタルサイネージの実証実験を静岡県内のスーパーマーケットで開始 楽天とタカラ…

  4. 年の瀬を前に髪のケアで自分を労る余白時間を。ピールオフ広告とSNSキャンペーンを連動展開、YOLU

  5. 江戸川乱歩の作品を完全オリジナルのデザインで表現。新たな乱歩の世界観をデジタルプリントで演出、LSS…

  6. 最大16色に及ぶ多色印刷が可能なBambu Labの最新3Dプリンターが登場。出力スピードとAIによ…

  7. 高精細スキャナーをショールームに設置。IJPと組み合わせたサービスを開始、リンテックサインシステムと…

  8. 番外編 日本唯一のレゴ認定プロビルダーによる新作3点とは

  9. 紙パック自身がリサイクル率の向上を呼びかける!約200本分の牛乳パックから生まれた大型広告を掲出、明…

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP