持ち帰り弁当のほっかほっか亭総本部は8月8日、お米の日に合わせて日本の米農家へ向けた感謝の意を表すため、徳島・小松島と青森・北津軽の田んぼに特大サイズの「感謝状看板」を掲出した。
この看板では、厳しい生産環境が続く中、今年もおいしいお米の生産をしてくれていることへの感謝の気持ちと、これからも米農家とともに、おいしいごはん、おいしい弁当を届ける決意を表明。感謝状は、徳島・小松島の樫山農園、青森・北津軽のファーム塚本の2カ所の田んぼに掲出した。看板のサイズは約H2×W3mで、米農家への感謝を大きさで表現したという。感謝状の模様にある鳳凰の尾には稲穂をデザインし、米農家の繁栄と豊作を祈念した。
同社では、掲出の背景について次のように話す。「ほっかほっか亭は、創業以来『炊きたてのおいしさ』にこだわり、全てのお弁当に国産米100%を使用してまいりました。昨今、農業を取り巻く環境は年々厳しさを増し、多くの課題が浮き彫りとなっております。(中略)そうした状況の中であっても、ほっかほっか亭が日々炊きたてのごはんを提供できるのは、生産の最前線で尽力されているお米農家の皆さまのお陰であり、その感謝を形にしたいという想いから今回の企画にいたりました」。感謝状の掲出が農業やお米の価値を改めて考える機会となり、多くの皆さまと感謝の気持ちを共有できればと思い、8月8日お米の日に感謝状看板を公開することにしたと続ける。