広告効果分析ツール「XICA magellan(マゼラン)」のサイカは2018年10月12日、マゼランの新機能として交通広告などの週次データを分析できる「週次分析機能」をリリースした。
マゼランは、交通広告をはじめ、Web広告やテレビCMなど多様な広告の効果を統合的に分析し、広告宣伝予算の最適な配分案を算出することで、企業の最適なマーケティング活動を支援するツール。2016年9月の提供開始から1年で、すでに国内の広告宣伝費トップ100企業の1割がマーケティング分析に利用するなど定評を博す。
今回新しく提供する「週次分析機能」は、食品・飲料・化粧品などのFMCG(日用消費財)商材を扱う企業のほか、実店舗を展開する企業より多く寄せられた要望をもとに実装。
交通広告などの屋外広告、キャンペーン、チラシといったオフライン広告は、特定の曜日にターゲットが集中することから1日単位での効果測定が難しく、また平日と休日の曜日を考慮した広告施策が実施されているケースも多い。週次データの分析により、この特性を反映した検証が可能となる。
マゼランでは、得られた分析結果から最適な広告出稿プランを割り出す機能も備えている。従来は月単位のみだったが、「週次分析機能」によって週単位のシミュレーションも実現した。