国内の主要広告代理店や媒体社で構成される日本屋外広告フォーラムは5月21日、東京都のTKP赤坂駅カンファレンスセンターで「2019年度定期総会」を開催した。
総会は、杉本隆推進員長の開催の辞に続いて、清水公一会長が「当フォーラムも今年で20周年。ここまで来られたのも、皆様の支援の賜物と深く感謝している。今日は令和になって最初の総会であり、この歴史の節目にフォーラムも20周年を迎えることとなった。さらにこれからの20年に向けて、新しい方向を見出すような活動をして参りたい」と挨拶し、審議に移行した。
会員社の現状報告では、今年度から東電タウンプランニングが新任社として加わり、担当者は「少しでも私見を広げていきたい」と挨拶した。2018年度活動報告では、「生活シーンにおいて多様な行動を喚起する屋外広告を捉える」「メディア広告評価の実態から、屋外広告の価値を浮き彫りにする」のテーマに沿った定量・定性調査の結果を報告。インターネット調査によるアンケート結果から「普段あまり意識していなかったり、忘れていた商品やサービスへの気づきや発見をもたらす」といった屋外広告の性質について、グラフや寄せられたコメントを用いて発表した。
本年度の活動計画では、11月27日にコートヤード・マリオット銀座東武ホテルにて開催予定の創立20周年記念式典の概要について、業界団体を招いた記念パーティーや記念講演を併せて開催する予定が報告された。
総会終了後は懇親会が開催され、活発な意見交換の場となった。