国際店舗設備・販売促進機材展「EuroShop」が、2月16日10時(日本時間16日18時)にドイツのメッセ・デュッセルドルフで開幕した。
EuroShopは、3年に一度開催される世界最大のリテール業界展。12万5000㎡を擁する会場はPOPマーケティング、展示会・イベントマーケティング、店舗設備・デザインなどの8ゾーンで構成する。開催規模は出展者数が57カ国・約2300社で、来場者数は11万人を見込む。
今回もサイン・ディスプレイシステムの主役としては、LEDを内蔵したファブリックサイン「ライトボックス」の出展が際立ち、LEDに調光機能などを付帯することでグラフィックに動きを与える演出表現が増えつつある。ライトボックスよりも簡易仕様となる、逆U字のアルミポールに伸縮性のある布素材を覆い被せるタイプも所狭しと並ぶ。
LED FANによるホログラムマシンは、欧州でも注目の的。LEDで覆われた羽部分が回転することで、三次元アニメーションが浮かび上がる仕様に、人が群れをなしていた。デジタルサイネージはシースルータイプをはじめ、流れる水への照射や万華鏡のような演出など、より立体的な表現が多く見受けられる……(詳細は雑誌「看板経営」4月号の特集で掲載)