国内初のタクシー車窓サイネージサービス「Canvas」がデジタルサイネージアワード2021で優秀賞を受賞。併せて12月までの広告枠を募集開始、ニューステクノロジー

タクシー関連のクリエイティブ事業を手がけるニューステクノロジーと、ソニーグループの子会社としてタクシー事業者向けのソフトウエア開発を行うS.RIDEは7月16日、国内初の車窓モビリティサイネージサービス「THE TOKYO MOBILITY GALLERY Canvas」が、一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアムの主催する「デジタルサイネージアワード2021」で優秀賞を受賞したと発表した。

「Canvas」は、「東京に新たなギャラリーを」というコンセプトのもと、都内を走行する空車タクシーの後方サイドガラスに広告を映し出す車窓サイネージサービス。サイドガラスにはガラス製の透明スクリーンを搭載し、映像の投影時はクリアな広告を映し出す反面、通常時は透過性の高いガラス面を実現する。

ニューステクノロジーは、5月31日よりJPN TAXI 100台で同サービスの運用を開始。その後段階的に対象車両を増加し、いずれはS.RIDEの株主タクシー会社が保有するJPN TAXI全てに搭載していく予定だという。

一方でデジタルサイネージアワードは、デジタル市場のさらなる活性化を目的に、近年話題となったデジタルサイネージの事例を公募し、優秀な作品を選出・表彰するイベント。Canvasを選定した審査会は、「これまで多くの企業がチャレンジしてきたタクシー車窓のメディア化を日本で初めて実現したこと、またデジタルサイネージと車の連携におけるビジネスの将来性や可能性を評価した結果、受賞に至った」とコメントした。

ニューステクノロジーとS.RIDEは、今後もタクシーを起点に人々の「移動」に伴う体験価値の向上と豊かな社会につながるモビリティサービスを追求。併せて、各種媒体・広告主からの参画も歓迎する。7月8日からは、Canvasの広告枠申し込み受付を開始。2021年10月~12月分の広告枠を対象に、多くの広告主を募っていく。

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