シャープは19日、Android OS搭載のコントローラを内蔵し、パソコンなしで運用できる電子看板を3月下旬から順次発売すると発表した。
同機最大の特長は、24時間の連続稼動の達成。コンビニや交通期間などの長時間運用が求められる店舗や施設での活用を見込む。
同社最新のソフトウェアもインストール済み。手軽に、ネットワーク経由でも再生コンテンツの受信が可能だ。
チェーン店などでは、一斉配信したコンテンツの全店同時表示をはじめ、店舗ごとにコンテンツを変更することもできる。これによって、立地や客層に応じた効果的な情報発信を実現する。
さらに、コントローラ内蔵によって、配線や設置作業の手間を軽減。壁面や天井にもスッキリと収納可能で、導入コストを低減する。床面やカウンター上などに水平上向きにも設置可能なほか、ワイヤーでの吊り下げ取付にも対応している。
ラインアップはサイズ40型と50型で、それぞれ3月下旬と4月下旬に販売開始する。希望小売価格はオープン、月産台数はいずれも1000台となっている。