横浜市は、魅力ある横浜の景観に資する屋外広告物を紹介する「横浜サイン展2019」を3月1日から6日まで、横浜市・象の鼻パーク内の像の鼻テラスで開催した。協力は神奈川県広告美術協会、関東ネオン業協同組合。
同展は2013年から毎年実施し、今年で6回目となる。今回は、横浜の魅力ある夜景を彩るネオンサインがテーマで、写真パネルによる展示をはじめ、今展のために作った実際のネオンサインを使ったフォトスポットなども設置した。
目線の高さに合わせ、天吊りで展示した写真パネルでは、ホテルニューグランドをはじめ、横浜中華街やみなとみらい、海岸通りの飲食店、バーなどのネオンを紹介。パネル展示以外のネオンサインを紹介する小冊子も配られた。壁面には、横浜のネオンに触れている新聞記事の切り抜き、ネオンについての疑問に答えたQ&Aも掲示した。
前回までは、横浜港に面した横浜みなとみらい21などで開催してきたが、会場の都合で開催期間が短かったこともあり、今年は1週間ほど展示可能な像の鼻テラスで実施となった。
横浜市では6年前から、横浜の魅力ある景観をつくる屋外広告物を「横浜サイン」と呼び、積極的にアピールする取り組みを進めている。その一環として、3月1日を「サインの日」と定め、「屋外広告物による魅力あるまちづくり」を積極的に進めていく記念日としている。