リンテックサインシステム(LSS)は11月15日、JAPANTEX 2019内のイベント「第1回 デジタルプリントインテリア・フォーラム」において、2講演にわたる特別セミナーを実施。デジタルプリント壁紙に今後期待されるブレークスルーの可能性を示した。
14時30分から行われた講演会のテーマは、「デジタルプリントインテリアの世界」。海外の最新事例について動画で紹介し、近年のトレンドを追いつつ、現状の日本市場における課題と将来性について触れた。
小島一仁社長は「来年以降は、店舗イノベーション、古民家の民泊など、内装のリニューアルがより盛んになると予想される。これからの国内市場に大いに期待したい」と見識を述べた。合わせて、デジタルプリント壁紙と関連深いIJPの基本構造や、自社製品、これから流行するであろう国内事例についても紹介した。
15時30分からは、同社開発の粘着化粧フィルムとガラスフィルムの施工実演「ウインテリアorパロアデコ」を実施。女性が働く現場を応援し、職人の育成を支援する自社の取り組み「パロア47プロジェクト」について解説した後、女性職員によるシート貼りも披露された。
同社は13日にも、同イベントで登壇。インテリアデザインを学ぶ専門学校・町田ひろ子アカデミーの講師とともに、デジタルプリント壁紙の歴史と、英国最新事例について紹介するセミナーを開催している。