天王洲地区が東京で初のプロジェクションマッピング活用地区に指定

東京都の天王洲アイル地区は10日、プロジェクションマッピングを活用したまちの活性化やにぎわい創出を推進する「プロジェクションマッピング活用地区」に、都内で初めて指定された。

プロジェクションマッピング活用地区とは、マッピングの投影における表示面積や高さなどの規格・基準を、主催者側が地域ルールに基づいて決定し、実施できるようになる制度。これまでは、都内でプロジェクションマッピングを実施するためには、地域イベントとしての一時的な活用、または投影面積を100㎡以内におさえなければならないという制限があった。活用地区に選定されれば、地域イベントという枠にとらわれない自由な演出が可能となる。

天王洲アイル地区のマッピング投影に関する管理・申請は、一般社団法人天王洲・キャナルサイド活性化協会が行う。同協会では、投影広告物による事業収益を地域活動費として活用。今回の指定により、継続性の高い地域活性化モデルの構築が期待できるとしている。

近年、建物等に光を投影するプロジェクションマッピングは技術的進展がめざましく、世界のさまざまな都市で盛んに行われている。東京都ではプロジェクションマッピングがまちの活性化や魅力向上も期待されることから、今年7月1日に東京都屋外広告物条例を改正するとともに、プロジェクションマッピングの取り扱いを定めた。

関連記事

  1. JR東日本沿線の空き壁を活用し、地域活性化を目的としたアートイベントおよび実証実験を開始、JR東日本…

  2. 横浜市内を彩るネオンサインの写真を多数集めたパネル展を開催、横浜市と神奈川県広告美術協会

  3. 横浜市が「サインを通した魅力ある景観づくり」をテーマに写真展を開催、約1,000人が来場

  4. アニメのライセンス獲得とグッズ製作ビジネスのいろはを学べるセミナーを11月25日に開催、ミマキとシン…

  5. 「Metro Ad Creative Award 2021」の受賞作品を発表。屋外広告の新しい可能性…

  6. 大阪市 京橋駅・駐輪場の屋外壁面に設置する広告事業主を募集

  7. 昭和40年代に運行していたバスの塗装をカーラッピングで再現。地元住民に愛されるバスに、キョウエイアド…

  8. 3月17日16時からオンラインセミナー「最新機種 HP Latex 700/800プリンターアップデ…

  9. 新しいプリントヘッドと印刷コントロールシステムを搭載した、シングルヘッド4色モデルの1.6m幅エコソ…

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP