コロナ禍やSDGsに合わせたRe-boardの使い方が分かるWebセミナーを実施、日本製図器工業

日本製図器工業(NSK)は1月28日、オンライン上で「Re-boardセミナー2021」を開催した。今年は13回目にして初となるWebセミナーとなり、当日はおよそ300人が視聴した。これまでのセミナーは、会場の都合から最大160人規模で行われていたため、過去最大の視聴者数を記録したという。

これは、同社の人気商品であり、什器やディスプレイ製作に最適なエコ素材「Re-board」の使い方を改めてレクチャーするセミナー。コロナ禍によって需要が伸びた同製品によるパーテーションやSDGsへの貢献など、近年のトレンドに合わせたソリューションを提供する内容となっている。

冒頭、NSKの福田正範社長によって実際にRe-boardをパーテーションとして活用している大阪ショールームの様子を配信。続いて、100%の紙製で軽量でありながら頑丈、かつ高い印刷性能を持つなどの特徴を改めて解説し、同製品で製作した机や椅子、ディスプレイなどさまざまな出力物をアピールした。福田社長は「紙とは思えないほど頑丈なのが最大のポイント。2007年に製作した什器が、いまだに展示されているという報告もある」と耐久性には太鼓判を押す。

NSKのオフィスで使用されているRe-board製パーテーション

また、東京ショールームでは、同社UV-IJPやマルチカッティングマシン「Kongsberg」などを紹介。実機の稼働デモを交えながら、コロナ禍で求められるビジネスモデルについて、Re-boardとの組み合わせ提案を訴求した。

このほか、2021年のマーケット予測、新発表のマテリアル、Re-board用の設計データをダウンロードできるサービス、活用できる助成金の情報などを紹介。多方面から、サイン製作会社の課題を解決する提案が行われた。

>>>Re-boardやセミナー関連の最新情報についてはこちら

関連記事

  1. 生産現場の外国人を助ける翻訳アプリを開発。日本語の文書を17カ国語に自動翻訳・一括表示して言語の壁を…

  2. サイン業界向け大判IJP「TrueVISシリーズ」に、レジン・UVインクをそれぞれ搭載した6機種が新…

  3. TVドラマも放送開始のスタートアップ漫画「トリリオンゲーム」。都内各所で主人公のハルによる挑戦状広告…

  4. 淡色と蛍光の6色インクを初搭載した昇華転写プリンターを7月14日に発売。実用画質で約99㎡/hの生産…

  5. 駅からはじめるSDGs支援。日本初の募金型デジタルサイネージを設置、アド近鉄

  6. 5G用の“見えない”看板型アンテナを開発、三協立山

  7. オールホワイトのノアルクスWと両面使いのソレイタEを発売、藤田産業

  8. 電柱広告スペースで防災情報を発信。広告主には看板制作費を割引

  9. 渋谷駅直結・直上の新ランドマークが来秋開業へ。ロゴデザインやコンセプト固まる

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP