最速70㎡/hの生産性とローコスト化を実現した1.6m幅の昇華転写プリンター「TS100-1600」を発表、ミマキ

ミマキエンジニアリングは2月3日、新発売となる昇華転写プリンター「TS100-1600」の製品発表会をZoomによるオンラインで開催した。

冒頭、JP事業部長の室町直紀氏(写真)は「今回発表するTS100-1600は、テキスタイル市場のニーズに対応するとともに、高性能と低価格の両立を実現したエントリーモデルになっている」と述べ、幅広いユーザーが安心して利用できる製品であることを強調した。

昇華転写プリンター「TS100-1600」は、操作性能・画質・速度・コストそれぞれのバランスに優れたエントリーモデル「100シリーズ」へ新たにラインアップされた製品。まず特筆すべきは、徹底的なコストダウンが図られている点で、出力素材に対する汎用性が高い1.6m幅の昇華転写プリンターでありながら、定価83万円(税別)での提供を可能とした。

生産性の高さも特徴で、プリントヘッド2基をスタガ配列し、Super Draftモード時の最速出力は70㎡/hを実現。従来機に比べて約2倍の高速プリントを達成し、一例として900×1,800㎜のファブリックサインであれば、1時間あたり約24.5枚が生産できる。

安定稼働については、100シリーズに搭載するDAS(Dot Adjustment System)機能の自動調整によって、双方向印刷時の的確なインク着弾や、さまざまな転写紙の安定した送りをサポートする。手動での調整を不要としたことで、プリント品質の均一化とオペレーターの作業軽減に大きく貢献する。

これに加え、バンディングや色ムラを低減するシステム「MAPS4(Mimaki Advanced Pass System 4)」をはじめ、5・13・19plの3段階によるインク滴で粒状感を抑えた滑らかな表現とする「バリアブルドットコントロール」や、吐出インクの波形を最適化する「波形コントロール」など、安定稼働に欠かせないさまざまな機能も搭載している。

対応インクの「Sb610」は、有害な成分を含まないことを証明するECO PASSPORT認証を取得済み。同社初となる1Lパックを採用し、ランニングコストも削減。カラーはブルー、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色で構成する。

RIPソフトウエアは、画像の処理速度を25%削減した「Raster Link7」と、テキスタイル向け「TxLink4」の2種類から選択可能だ。

なお、同社ではワールドワイドでの年間販売目標として2,000台を掲げている。

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