【発表会全容】次世代プリントヘッドとホワイトインク搭載の第4世代機「HP Latex 700/800シリーズ」、日本HP

HP Latex 700/800シリーズの特長となっている「付加価値の高い印刷」「短納期への対応」「サステナブルエッジ」の3つの柱

HP Latex 700/800シリーズは旧モデル同額の意欲的な価格設定

結びに、日本HP プリンティングシステムズ事業統括 Latexビジネス本部 本部長 秋山裕之氏が販売戦略を語った。

ニューモデルの各価格は、HP Latex 700プリンターが298万円、HP Latex 700Wプリンターが338万円、HP Latex 800プリンターが368万円、HP Latex 800Wプリンターが398万円(いずれも税別)。

HP Latex 700/800シリーズの販売価格を発表するLatexビジネス本部 本部長 秋山裕之氏

「HP Latex 700プリンターを例にすると、機能面は既存のHP Latex 500プリンター以上でありながら、金額的にはHP Latex 365プリンターと同価格帯とした。サプライ品も、インクは1Lで1万9,000円、3Lで5万2,000円、オペレーターが交換できるプリントヘッドは各色1万6,500円/個。新機種の目玉となっているホワイトインクも、他メーカーでは他のカラーインクの2倍の金額となっているなど割高だが、本機種では同価格とし、全色で第3世代機よりも安価な1mlあたり19円の価格設定とした。ユーザーにとっては、ホワイトインクで付加価値のある仕事をコストを抑えながらも、高利益で継続して行える制作環境が整う」(秋山氏)。

なお、日本HPでは、HP Latex 700/800シリーズの発売に合わせ、旧モデルの価格改定も敢行し、HP Latex 300シリーズは315が148万円、335が198万円、365が248万円と以前よりも50万円プライスダウンさせる。また、HP Latex 500シリーズは560/570の両機ともに70万円オフのキャンペーンを2021年4月30日まで展開するとしている。

幅1.6m以下のHP Latex機ラインアップでハイエンドモデルの位置付けとなる「HP Latex 700/800シリーズ」

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