位置情報によるマーケティングのWebプラットフォーム「pinable(ピナブル)」を提供するスイッチスマイルは11月30日、ジェイアール東日本企画(jeki)とナビタイムジャパンの2社と連携し、同社が開発した「Train Brain Stretch」のテスト運営を開始すると発表した。実施期間は、2022年1月からを予定している。
Train Brain Stretchとは、ナビタイムジャパンが提供する電車乗り換え専用アプリ「乗換NAVITIME」をダウンロードしているユーザーを対象に、スマホへのプッシュ通知でクイズを配信するシステム。ジェイアール東日本企画がJR山手線の各車両、および各駅の改札口に設置している「Jビーコン」によって「乗換NAVITIME」を利用しているユーザーを特定し、自動でプッシュ通知を送る仕組みだ。ユーザーは任意でクイズに参加でき、移動時間に頭の体操を楽しめる。
また、JR山手線上の車両で展開されているデジタルサイネージ「まど上チャンネル」と連動した広告配信も行われるという。「まど上チャンネル」が放映する広告と「乗換NAVITIME」のプッシュ型メッセージを重複させて広告の接触回数を高め、広告主の認知度向上に寄与するのを目的にした製品になっている。
スイッチスマイルは、今後もさまざまなアプリと連携していき、スマホによる位置情報を活用した多彩なビジネスを展開していく。