JR東日本沿線の空き壁を活用し、地域活性化を目的としたアートイベントおよび実証実験を開始、JR東日本スタートアップ

ベンチャー企業への出資や協業を推進しているジェイアール東日本のグループ会社、JR東日本スタートアップは2月15日、壁面に絵を描くミューラルアートに特化した事業プロデュース会社、WALL SHAREと協業し、地域活性化を目的とした実証実験「MURAL ONE LINE」を行うと発表した。

5月末までの期間、ジェイアール東日本の横浜、大宮支社周辺エリア8カ所で、JR沿線の空き壁を活用したミューラルアートを実施。空き壁を有効活用しつつ、沿線の活性化を図り、地域との継続的な関係構築も目指していく。

横浜、大宮駅の空き壁に、アーティストが自在に絵を描く

>>>特設サイトはこちら

同時にJR横浜駅では、各拠点のミューラルアートを展示し、プロジェクト概要について発信する「ミューラルワンラインギャラリー」も開催。2月21日から、中央通路改札外のイベントスペース「YOKOHAMA SEEDS」で行われる予定になっている。

ミューラルアートは、海外のまちづくり事例で採用されるケースも多く、近年世界的に注目を受けつつある取り組み。しかし、日本国内ではまだ知名度が低く、発展途上の段階にあるそうだ。

そんななか、JR東日本スタートアップでは「壁に絵を描く仕事」を専門にするアーティストを多数招き、今回のイベントを実施。「子どもから大人まで心穏やかに落ち着けて未来に希望を持てるアート」をテーマに作品を描いた。地域の人にアートをもっと身近に感じてもらうとともに、ミューラルアートの知名度向上と魅力発信を目標にしているという。

イベント詳細は以下の通り。
実施期間/2022年2月上旬より順次製作開始~2022年5月末(予定)
実施エリア/ジェイアール東日本・埼玉、横浜エリア
協賛企業/Endian
掲載場所/JR沿線の空き壁にミューラルアート8作品を展示
・JR大宮駅の埼京線ホーム21番線(東京方面)
・JR与野本町駅の1階東口
・JR武蔵浦和駅の1階東側(新宿方面に2カ所、大宮方面に1カ所の計3カ所)
・JR横浜駅の高架下(第一高島架道橋に2カ所、第二高島架道橋に1カ所の計3カ所)
参加アーティスト/FATE、imaone、Keeenue、KOMESENNIN、MOTAS、PHIL、SUIKO、TakahashiYohei

関連記事

  1. 「渋谷コークビジョン」が稼働開始。透過型LEDビジョンの採用で立体感のある演出を提供、日本コカ・コー…

  2. 国交相 高速道路ナンバリングによる道案内スタート。2020年までに概成目指す

  3. 周辺の天気に合わせてコンテンツが切り替わる屋外ビジョンの新サービスを開始。東京・大阪など6カ所で展開…

  4. より安定した印刷品質を実現するロールtoロールIJP 2機種を全世界で販売開始、ミマキ

  5. 昇華転写IJP「TS100-1600」の発表会とイメージ・マジックの講演会をオンラインで実施、ミマキ…

  6. さまざまな金属や樹脂を強力接着するアクリルフォーム基材の両面テープを発売、藤田産業

  7. シャネル 東京で世界初となるオリジナルゲームセンターを展開

  8. 短時間で業界の最新情報を網羅できるオンラインセミナー。11月17日にはポリ・テープ・ジャパンの両面熱…

  9. 東京メトロ ドア横に電子看板

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP