屋外・交通広告のクラウド・モール型市場を開発・運営するジャオダックは3月28日、日本初となる、屋外広告分野での成果報酬型広告の算出システムを開発したと発表。同日より、「JAODAQ」としてサービスの提供を開始した。
同サービスでは、掲出した広告の接触人数に応じて、成果報酬型で料金を自動設定できるのが最大の特徴。また、特定の期間を設ける方法ではなく、例えば視聴者10万人に達するまでの料金はいくら、といったように、目標人数を定めた配信も可能となっている。
同社では現在、屋外広告の価値を「定量価値」「定性価値」「協賛価値」「広告効果」「売行き」といった5つの指標に分けて評価【図1】。同社独自のセンシング技術によって、それらに明確な基準を設け、根拠の基づいた広告料金を実現している。
「JAODAQ」はデジタルサイネージはもちろん、既存の屋外・交通広告媒体全てに幅広く適合。上記のような具体的な数値に基づいた指標を提供するため、インターネット広告と同様のインタラクティブな広告運用もできる。
今後は広告媒体の効果検証に活用していくのはもとより、2022年秋頃に媒体社への情報提供も模索。サービスで得たデータを業界全体で活用できるよう注力していく。