インクジェット出力でデザイン性と機能性を両立させたオリジナル吸音パネルを開発、エプソン

セイコーエプソンとエプソン販売は10月14日、大建工業と協働で、機能性とデザイン性を両立させたオリジナル吸音パネル「OFF TONE オフトーン マグネットパネル N インクジェット特注対応」を開発したと発表した。

このオリジナル吸音パネルは、張地にエプソンの昇華転写プリンターで出力し、吸音効果はそのままにデジタル捺染ならではの美しい絵柄を演出。デザイン性の高いインテリアの一部として快適な空間を提供する。多品種少ロットを強みとするデジタル印刷により、オリジナルのパネルが1枚から提供可能となる。

さらに、エプソンのインクジェット技術により、精密な高画質印刷で、複数枚の吸音パネルを組み合わせて1枚の作品となるようなプリントも実現。まるで絵画を飾るようにインテリアを楽しめる。病院、オフィスなどさまざまな場所で、残響コントロールの機能性とデザイン性を両立したパネルで空間を彩る。

エプソンクリエイティブスクエア赤坂での活用例

なお、吸音パネルとは室内での音の反響を軽減し、会話のしやすい空間を提供するもので、オフィスや会議室などの反響音防止をはじめ、病院、学校における空間環境の改善に効果がある。昨今、オンラインでのコミュニケーション機会が増え、テレワークスペースなどのプライベートな空間へのニーズも急増。吸音パネルがあれば、大掛かりな工事をしなくても、快適な音環境を整えられる。

オリジナル吸音パネルは10月12日から、エプソンのショールーム「エプソンクリエイティブスクエア赤坂」の会議室で利用しており、展示会初披露となるメディカル建築デザイン展の終了後も見学できる。

>>>見学の予約はこちらから

関連記事

  1. 新宿駅東口に大型デジタルサイネージを設置。巨大3D猫がSNSで大きな反響に、マイクロアドデジタルサイ…

  2. 【6月24日正午開催】5月末に発売したロールとリジッドの双方に1台で対応する「HP Latex R …

  3. リジッドとロールの双方に対応したオールインワンプリンター「HP Latex R530」を発売。イニシ…

  4. 神戸玄関口の看板に、市主催のコンペ最優秀作を採用

  5. 個人の応援広告をサポートするサービスを提供開始。誰でも渋谷区内の大型ビジョンに広告を掲出できる時代へ…

  6. 総勢123団体の連携によって生まれた巨大ビジュアル広告が渋谷駅に登場。共創の大切さと、文化施設「SH…

  7. 購入から5年が経ったSC-S80650を再整備するサービスを開始。併せて、再整備したプリンターをお得…

  8. 「デジタルサイネージアワード2022」の作品募集を開始、デジタルサイネージコンソーシアム

  9. 広告の効果検証WEBサービス「OOH-ATLAS」を共同開発、ケシオン

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP