全く新しい光の在り方やアイデアを募る「Lighting 5.0 未来のあかりアイデアコンテスト2023」の一般公募を開始 日本照明工業会

日本照明工業会は8月23日、新時代のあかりの概念である「Lighting 5.0」を広く推進するためのデザイン賞「Lighting 5.0 未来のあかりアイデアコンテスト2023」の一般Web投票を開始したと発表した。期間は、9月13日までの予定で、投票者のなかから抽選で、Amazonギフトカードが当選するプレゼント企画も実施する。5,000円分が10人に、500円分は200人に当たるという。

>>>投票はこちらの特設サイトから

「Lighting 5.0」とは、日本照明工業会が提唱・定義する新時代のあかりの概念。たいまつやろうそく、油、ガス灯などの炎といった紀元前から使用している人類が手にした最初のあかりを1.0、1879年にトーマス・エジソンによって発明された人工的な白熱電球を2.0、次代を経てより進化を遂げた放電灯を3.0、LED照明を4.0と定義付けし、全く新しい在り方となる新時代のあかりを「Lighting 5.0」としている。従来の空間を明るくするという機能だけではなく、「健康」「安全」「快適」「便利」という、4つのさらに進化した価値をもたらす照明を総称しているそうだ。

そして同コンテストは、「Lighting 5.0」の認知をより広げるのを目的に行われているデザイン賞。「みんなの暮らしを豊かにする、未来のあかり」をコンセプトにさまざまなアイデアを募集したところ、5月9日から7月20日の約2カ月間で、8歳から81歳まで、計290件が集まった。

そのなかから、同団体と、特別審査員の大学准教授・実業家の若新雄純氏による一次審査を実施。「アイデア」「社会貢献性」「Lighting 5.0の4つの価値」「親和性」などが審査基準となり、最優秀候補として7つのアイデアを決定した。

二次審査からは、一般投票によるWeb審査を開始。最優秀賞などの各賞は、10月27日に発表予定となっており、最優秀賞には賞金30万円、優秀賞には10万円を贈呈する。このほか、学生部門優秀賞10万円、奨励賞5万円×4人、参加賞として、公募者全員のなかから抽選で10人に1万円も贈られる。

「健康」「安全」「快適」「便利」という、4つの価値をもたらす照明を総称し、「Lighting 5.0」と定義付けしている

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