北大阪急行電鉄は11月26日、「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」の2駅を新設する工事に伴い、駅名看板・案内サインのデザインを一新すると発表した。全面リニューアルは、この延伸線開業に合わせて、2024年3月23日(土)を予定している。
同社では、まちのさらなる利便性向上を目指して、南北線を千里中央駅から北へ約2.5㎞延伸し、2つの駅を新設する工事を実施。2024年3月の開業に向けて、順調に計画を進めてきた。
同社の大規模なサイン変更は、1993年に現在のデザインが定められて以来、約30年振り。対象駅は、緑地公園駅~箕面萱野駅までの区間となっている。
新しいデザインは、当社車両8000形・9000形で使用している色調をベースに、相互直通運転している大阪メトロ御堂筋線のラインカラーである赤色をアクセントに採用。さらに、沿線に多く住むファミリー層にも馴染みやすいよう木目調のデザインを取り入れ、明るさや温かみを想起できる演出にもこだわったという。
加えて、駅の随所にピクトグラムを追加。周辺の案内や駅情報、エレベーターまでの距離などを表示し、より多くの利用者が迷わないよう、工夫を凝らしている。