エプソン販売は1月23日、オリジナルグッズの製作ビジネスをスモールスタートできる卓上型のUVインク搭載プリンター「SC-V1050」を発表。併せて、同社初の自動測色テーブル「SD10ACRT」と、同じくコンパクトサイズのガーメントプリンター「SC-F1050」も順次リリースしていく。UV機は今夏、自動測色テーブルは2月、ガーメント機は4月にそれぞれ発売される予定だ。
「SC-V1050」は、奥行き700㎜の台に載せられるコンパクトサイズのUV機。高画質はもちろん、初めてUV機を導入するユーザーでもスムーズに使用できるよう、従来の大型機と比べて操作パネルのUIを改善。アクリル板やプラスチック、ゴルフボールなどのさまざまな素材へのプリントでき、ノベルティグッズへの名入れやアクリルスタンドなどの小ロット製作をサポートする。
また、メディアのセット、インク交換、メンテナンスの全ての作業をプリンターの前面で行えるので、壁際への設置が可能な点もアピールポイントだ。Wi-Fiにも対応し、ケーブルレスでPCとの接続もできる。店舗の限られたスペースでも、自由なレイアウトを実現する。
さらに、純正測色器「SD-10」専用の自動測色テーブル「SD10ACRT」を活用すれば、さらなる高品質印刷が可能。独自のカラーマネジメント用のアプリケーション「Epson Edge Color Lite」によって、カラーチャートの自動測色からプロファイル作成まで、より一層誰でも簡単に行えるようになる。
加えて、ガーメントプリンター「SC-F1050」も用意。こちらは、Tシャツやトートバッグなどの布製品への直接印刷はもとより、フィルムへのダイレクト印刷にも対応したハイブリッドタイプなのが特徴だ。UV機同様、導入しやすいサイズと価格帯を実現し、ユーザーの新規ビジネスを助ける。
3製品は、1月24日と25日に開催される展示会「オーダーグッズビジネスショー大阪2024」や、1月30日~2月22日に実施する同社の商業用途プリンター体験会でも随時発表予定。今後1年での国内目標販売台数は、「SC-V1050」を含むUVインク搭載機全体で約300台、「SC-F1050」を含むガーメント機全体で200台をそれぞれ見込んでいる。
今後のリリース予定と本体価格は以下の通り。