【フォトレポート】JAPAN SHOP 2025

日本の街づくり・店づくりを支えるさまざまな製品やサービスを集めた総合見本市「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」が3月4日から7日までの4日間、東京ビッグサイトの東・南展示棟で開催された。主催は日本経済新聞社。


同見本市は昨年に続き、「JAPAN SHOP」「建築・建材展」「ライティング・フェア」「リテールテックJAPAN」「SECURITY SHOW」「Good 家電 Expo」「フランチャイズ・ショー」の7展示会で構成したほか、清掃・警備ロボット、現場管理システムなどを一堂に集めた「ビルメン CONNECT」も新設された。全体の開催規模は1,164社・団体、3,105小間で、「JAPAN SHOP」には206社・団体、543小間が出展。来場者数は4日間で延べ20万1,996人に上った。次回は、2026年3月3日(火)~6日(金)に同所で実施される予定だ。

本ページでは、「JAPAN SHOP」の模様をフォトレポート形式で紹介。注目を集めた各社のブースを振り返る。

ミマキエンジニアリング

捺染と昇華インク2種を同時搭載できるだけでなく、水の使用も最小限に抑えた1.8m幅ダイレクト捺染プリンター「Tx330-1800」を初披露。高画質・多用途を実現しながら、高濃度・高速でファブリックサインを出力できる点に、多くの来場者が関心を示した。

さらに、Mimakiのプリンターと純正インクでつくる新しい壁装材メディア「アルティスタ インテリアシリーズ」から、デジタルプリント高級粘着内装用化粧シート「デコールシート」の石膏ボードへの施工実演も展開。加えて、フラットベッドカッティングプロッタ「CFX Series」による省人化提案などでブースを構成した

コムネット

GCC社製レーザー加工機で最高傑作とされている「Piolas 400」を出展。モーターやレールを一新し、4,445㎜/秒の駆動速度を達成した。さらに、新構造のカッティングテーブルにより、レーザーカットでの溶け幅を盤面全体で調整可能とし、ロス率も削減している。また、フルカラー7インチディスプレイ搭載で直感的な操作を実現し、データプレビュー機能も搭載して機械に不慣れなオペレーターでも操作しやすい仕様となっている

日本製図器工業

ブースの壁や什器を軽くて丈夫なエコ紙材「Re-board」で作成し、これらをカットしたマルチカッティングマシン「Kongsberg C」と合わせて訴求。また、ビーアンドピー、ZKDIGIMAX社との共同展示で、小売業の効率化を図るAI搭載システム「スマートリテールソリューション」を紹介。来場者の年齢や性別、ブースごとの滞在時間などの属性分析を即時に行い、AIによるデータ管理システムをアピールした

オクタノルムジャパン

内蔵されたLEDによって1,680万色の色合いを表現できるシステムフレーム「オクタルクス」と、形状や色数、長さ・厚みなど20種類以上のラインアップを用意する内照サインシステム「オクタルミナ」によってブースを構築。展示会装飾のシステム部材をPRするとともに、構成イメージをパソコンに打ち込むだけで、ブースの簡易デザインを自動で作成するツール「オクタノルムAIデザイナー」も来場者に紹介した

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