アドテクノロジー領域で豊富な実績を持つジーニーは、8月30日に三晃社、同31日にピー・プランニング、9月1日にアドビジョン大阪メディアセンターの合計3社とそれぞれ業務提携を締結。これにより、さまざまな大型屋外広告の利用やプログラマティック広告の配信が可能になり、兼ねてより注力してきたDOOH領域を、さらに強化していく体制を整えた。
今後3社は、ジーニーが開発・運営している国産のデジタル屋外広告プラットフォーム「GENIEE DOOH」と連携した広告配信を行なっていく予定。これは、国内有数の屋外大型メディアをネットワーク上で管理し、インプレッションに応じて動画を配信する広告サービスだ。視認数やエリアによって自動でターゲットを絞り込むため、より効率的なコンテンツ配信と効果計測を可能にしている。
三晃社、ピー・プランニング、アドビジョン大阪メディアセンターの3社は、いずれも屋外分野やデジタルサイネージ関連で多彩な実績を持つ総合広告会社。三晃社との連携により、東京・虎ノ門の大型ビジョン「ToRaVi」と、大阪・梅田の大型ビジョン「コーワビジョン」におけるDOOH広告の枠買い付けが可能になったという【アイキャッチ画像】。
一方でピー・プランニングは、東京・秋葉原の大型ビジョン「秋葉原 ラジ館ビジョン」や池袋の「池袋 MEDビジョン」のほか、「上野 H.A.Z. AMEYOKO VISION」「武蔵境 QuOLuaビジョン」と、いずれも大型交差点に設置してある4つを提供。さらに、アドビジョン大阪メディアセンターは大阪・難波の交差点の大型ビジョン「アドビジョンなんば」を通して、DOOHによる広告配信を行っていく。
今後もジーニーはDOOH事業を中心に、多彩な広告プラットフォーム事業を手がけていく構えだ。