「さらなるサービス面の強化でユーザーに安心感を与えていける体制を」。沖縄営業所の開所式と祝賀会を開催 ミマキエンジニアリング

ミマキエンジニアリングは7月29日、国内17番目の営業拠点となる「沖縄営業所」の開所式と祝賀会を開催した。当日は現地の販売店やユーザーが多数参加し、その門出を祝った。

開所式の前には、見学会を実施。展示プリンターとして、エコソルベントプリンターのエントリーモデル「JV100-160」やカッティングプロッター「CG-130FXII plus」、グッズ製作に最適な卓上UVプリンター「UJF-6042MKII e」、同社初となるDTFプリンター「TxF150-75」など、多彩なマシンを披露した。内外装は、窓に至るまで同社の大判プリンターで出力したグラフィックスを掲出。色差のない壁紙のタイリングや濃色に対するウエアプリントなどのサンプルで、マシンスペックを分かりやすく訪問客に伝えられるよう趣向を凝らしている。

11時半からの開所式は、那覇のザ・ナハテラスで同社営業本部 JP事業部長の室町直紀氏の司会のもと進行。先だって、沖縄県広告美術協同組合の宮城渡理事長、沖縄県印刷工業組合の平山達也理事長、沖縄アド・サービスの白間弘造会長、ミマキエンジニアリングの池田和明社長、同社営業本部長の羽場康博氏、同社九州・中国エリアマネージャーで沖縄営業所長の市川真司氏の6氏によるテープカットが行われ、池田社長は次のようにあいさつを述べた。

「当社製品のユーザーは、プロとして大判プリンターなどを稼働し、商売をされている方がほとんどです。その方々により安心して使ってもらえるよう、毎年2拠点ほどずつ支店を開所してきました。今回の沖縄で17営業所18拠点となり、さらにサービス面の強化を図り、ユーザーの皆さんに安心感を与えていける体制が整いました。ちょっとした困りごとでも、気軽に立ち寄れる営業所を目指していきます」と強調。加えて、同社の開発投資に対する姿勢に触れ、売り上げの7〜8%を毎年充て、長野本社の開発人員も30%以上を占めており、これからも「世界初」を大切に、イノベーションを起こしていき、販売店やユーザーの事業発展に貢献したいと力強く語った。

次に、来賓を代表して沖縄アド・サービスの白間会長は「人口145万人の小さな沖縄に営業所を開設してもらい、“この地の将来にまだまだ開拓の余地あり”、と私たちの夢や希望にもなります」と感謝を述べた。祝電披露に続いて、沖縄営業所の市川所長が「皆さんの期待に添えるよう、地域密着できめ細やかなサービスとアフターフォローを提供していきます」と閉会のあいさつを語った。

正午からの祝賀会では、沖広美の宮城理事長が「私たち看板屋にとって、カッティングプロッターや大判プリンターは切っても切り離せないもので、営業所を開いてくれることをとても嬉しく思います」と述べ、沖縄の音頭“ぐすーよー、カリーさびら”で乾杯。和やかな歓談が続くなか、羽場営業本部長が皆さん末の長い協力をお願いしたいと語り、一本締めで散会となった。

■ ミマキエンジニアリング 沖縄営業所

  • 住所:〒900-0004 沖縄県那覇市銘苅1-2-22
  • 電話番号:098-975-9749
  • 営業開始日:2023年7月31日
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