最大16色に及ぶ多色印刷が可能なBambu Labの最新3Dプリンターが登場。出力スピードとAIによる高精細造形も魅力 Brule

さまざまな3Dプリンターを国内で販売するBruleは11月30日、米・中国に拠点を構える3Dプリンターメーカー・Bambu Labの最新機「Bambu Lab X1シリーズ」の販売を開始した。

同マシン最大の特徴は、独自システム「AMS」による最大16色の多色印刷だ。これまでは非常に煩雑な作業と工程を必要としていたカラー造形が、ボタンひとつで簡単にできるようになったという。

一方で出力スピードも抜群だ。トリッキーに接続された2本のベルトを2個のステッピングモーターで引っ張り、XY軸のなめらかかつ正確な移動を実現する最新技術「CoreXY式」を採用。最大移動速度500㎜/秒、最大流量32㎤/秒と、従来機と比べて大幅なスピードアップを達成している。

また、追加冷却、硬化ノズル、浸炭ドライブギアなど多彩な機能を搭載しているため、低温で簡単に印刷できるのが特徴のPLA樹脂や、非晶質のPET素材であるPETG、量産に適しているカーボン/ガラスファイバー入りの材料、ABS樹脂など幅広いマテリアルに対応する。サイズはW256×H256×D256㎜まで。

加えて、AIセンサーの搭載による高精細造形も魅力のひとつだ。プレートの傾きを自動で修正する2段階ベッドレベリング機能や、AIによる自動レイヤーチェックなどさまざまな機能を搭載。スパゲッティ状態やフィラメント切れといった不具合を未然に防ぎ、効率的な造形を可能とする。

同製品は、2024年1月31日(水)〜2月2日(金)に開催される展示会「TCT Japan 2024」に出展予定。実機デモを通して、マシンの魅力をPRしていく。

詳細スペックは以下の通り。

関連記事

  1. 業界別に店舗の人流変化を可視化する独自データをWebサイトで一般公開。マーケティングに役立つ情報を提…

  2. 電通「日本の広告費」を発表。WebがTVを抜き、初の2兆円台へ

  3. 東京メトロ丸ノ内線の主要6駅で、デジタルOOH広告配信に関する実証実験を開始、LIVE BOARDと…

  4. トヨタ 都内直営販売店4社を融合し新会社設立へ。看板全面切替え

  5. 日本美術を飾る成田国際空港のミニギャラリー拡張。3Mのペイントフィルムが採用される

  6. 「時給178円UPでちょっとイイこと」のキャッチコピーで全国それぞれの大学生に向けたプロモーションを…

  7. フラットベッドUVインクジェットプリンター「UJF-7151 plusII e」を発表。インク積層に…

  8. 新社長・栗林治夫氏の就任を発表する記者会見を実施。今後の事業目標に「環境」「省人化」「DX/共創」の…

  9. ドコモと電通がデジタルOOH広告の新会社設立。日本初のインプレッションに基づく屋外広告枠の販売へ

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP