さまざまな施設運営を手がける大丸松坂屋百貨店は2月27日、使用済みの垂れ幕をエコバックにアップサイクルしてWeb上で販売する取り組み「アップサイクル エコバッグプロジェクト 第5弾」の実施を発表した。
これは、東京の商業施設・松坂屋 上野店で実際に使用されたW4×H20m越えの垂れ幕を再利用し、100個のエコバッグにつくり変えて販売するプロジェクト。同社では、2022年初頭頃から同様の取り組みを複数回にわたって行っており、今回で5回目の実施となる。
今回アップサイクルされる垂れ幕は、2023年3月~4月にかけて行われたイベント「上野さくらまつり」で使用したもの。日本画家・杉山佳氏によるさくらをモチーフにした絵画作品を各デザインに採用し、特設Webサイト上で販売される。エコバッグをより多くの施設利用者に使用してもらい、レジ袋や幕の焼却処分時に発生するCO2の削減につなげるのを狙いとしているという。
販売価格は3,000円(税込み)。サイズはW300×H360×D180㎜で、2月28日からWeb限定で発売される見込みだ。製作された100個がなくなり次第、販売終了となる。
同社は今後も、同様のプロジェクトを随時開催予定。SDGsへの貢献に寄与できるさまざまな取り組みを行っていく。