昇華転写機にオレンジ/バイオレットインクを搭載した新しいフラッグシップモデルが誕生。より広い色域表現を実現 エプソン販売

エプソン販売は5月21日、商業・産業向け大判インクジェットプリンターSureColorシリーズから、昇華転写プリンターの新商品として、最大76インチ対応のフラッグシップモデル機「SC-F11050」「SC-F11050H」を発売した。

同機は、大型プリントヘッドや高速稼働を支える大型ヒーター、ドライヤーなどを生かした高い生産性と、粒状感やバンディングの少ない安定した高画質プリントが特徴。今回はそれら従来機のスペックは据え置きのままインクの数を増やし、色域をさらに向上させたマシンとなっている。

特に「SC-F11050H」は、CMYKの基本セットとライトシアン/ライトマゼンタ、もしくは蛍光イエロー/蛍光ピンクに加え、より幅広い表現を可能とするオレンジ/バイオレットインクも選択可能に。これまで以上に、のぼり・旗などのソフトサインはもちろん、グッズ製作、アパレルなどのさまざまな用途で使用できるようになった。

さらに、高い生産性を支える最新の同社純正ソフトウエアRIP「Epson Edge Print PRO」も同梱。併せて、万が一の不良や不意の故障が起きてしまった際、ユーザー自身でプリントヘッドや特定の部品交換を行える「ユーザーセルフリペア保守」も付属し、ダウンタイムの軽減にも貢献する。

目標販売台数は、2機を合わせて今後1年間で合計約20台を予定。「SC-F11050」「SC-F11050H」ともに受注生産で、価格はオープンとなっている。

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