村田機械は、大型タッチパネルと空気消臭除菌装置を搭載した、自律走行する世界初(*1)の「空間浄化デジタルサイネージ・ロボット」を開発した。
2月から、ハウステンボスのグループ会社であるハウステンボス・技術センターと共同で販売を開始した。
空間浄化デジタルサイネージ・ロボットは、自律走行台車にMaSSC(マスク)クリーン(*2)空気消臭除菌装置を搭載し、走行経路周囲約46m²の空気中の細菌を減少させるとともに、殺菌灯による紫外線で床に付着している細菌やウイルスを減少させる。
今後、駅や空港などの公共施設をはじめ、病院やホテルなどのロビー、大型商業施設など、利用者への情報発信や感染症対策などが求められる場所への普及を目指す。
ハウステンボス・技術センターと村田機械は、2018年2月20日~23日に東京ビッグサイトで開催される「国際ホテル・レストラン・ショー」に共同で出展し、空間浄化デジタルサイネージ・ロボットを展示する予定。
>>ニュースリリース
- (*1)空気清浄機と殺菌灯、デジタルサイネージを搭載したロボットは世界初(2018年1月末時点)
- (*2)フジコーの新技術。高性能ハイブリット光触媒を皮膜化し、高い除菌効果を得る