JBMIA 国内初、大判インクジェットプリンターのメーカー部会設立

ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)は10日、「大判インクジェットプリンター部会」を設立したと発表。大判インクジェットプリンターのメーカー団体は国内初となる。

過去、JBMIAとは別に何度かメーカー間で準備委員会が立ち上がったものの、足並みが揃わず設立には至っていなかった。

JBMIAでは主にビジネス機械の環境保全や製品安全、標準化等の事業を進めている。今回の大判インクジェットプリンター部会立ち上げに際し、「環境・安全性分科会」と「基本仕様記載項目標準化分科会」を設置。プリンターの使用環境に関する安全性やカタログに記載する仕様の標準化などを検討していく。

これによって、出力スピードをはじめメーカー各社でマシンスペックの表記内容が大幅に異なる現状に、一石を投じる格好となる。

新部会に加わったのは、沖電気工業、キヤノン、コニカミノルタ、セイコーエプソン、ブラザー工業、リコーの6社。

なお、JBMIAでは大判インクジェットプリンターの市場規模は、世界全体で2017年の出荷金額が約3,964億円の見込みとし、およそ年率3%ずつの成長を経て、2022年には4,600億円に達するとしている。

Print Friendly, PDF & Email

関連記事

  1. 個人の応援広告をサポートするサービスを提供開始。誰でも渋谷区内の大型ビジョンに広告を掲出できる時代へ…

  2. 「聖剣伝説」の歴代キャラクターが大集結。JR山手線をマナの力でジャック、スクウェア・エニックス

  3. 話題の映画とコラボした巨大ボードが渋谷に出現、ソフトバンク

  4. 新型コロナに対する企業の意識調査。63.4%が業績に「マイナスの影響」見込む

  5. 国交省 安全点検の指針まとめる

  6. 2019年元旦に「渋谷駅前ビジョン」始動。総面積350㎡の大型LEDビジョンが新登場

  7. 印刷出力関連のDXとその後の事業計画構築を後押しするオンラインセミナーを開催、フジテックス

  8. 被災地の事業者と支援者を迅速にマッチングする新サービスを開始、助太刀

  9. デジタル印刷とエンボス加工をワンストップでできるラテックス機を紹介、NSK

人気記事 PICK UP!

PAGE TOP