掲出先での看板デザインの見え方を事前に確認できるMRアプリ

神戸デジタル・ラボは、看板デザインが実際の掲出先でどのように見えるか可視化する、空間プレビューアプリ「Creative Design X(仮)」の開発に成功した。

このアプリは、各種書体のリーディングカンパニー・モリサワと共同開発したもので、現実世界にCGによる仮想映像を融合するMR(Mixed Reality)技術が活用されている。

具体的には、これまでデザイナーがPC画面などの平面で確認していた看板やポスター、案内板などを、デザインの段階から現実に近い空間での見え方を確認できるアプリケーションになっている。

MRデバイスとして、マイクロソフト社の「Microsoft HoloLens」を装着することで、制作段階にある看板デザインなどを掲出予定の現実空間に重ね、リアルに近い空間での見え方をプレビューで確認することが可能だ。さらに、プレビュー空間上でフォントを自在に変更して比較することも実現している。

設置場所やデザインが効果に大きく影響空する看板デザイン。今回開発したアプリにより、街頭の看板や駅の案内板、電車内の交通広告、展示会でのブースなどについて、さまざまな角度からの視認性、動線に応じた分かり易さやアイキャッチ、景観への影響といった様々なシチュエーションを事前に検証可能となる。

画像引用:神戸デザイン・ラボ

関連記事

  1. 新宿駅に史上最大サイズのプラモデルが登場。イベントも展開

  2. 周辺の紫外線情報によって表示が切り替わるデジタル広告をタクシー窓面に掲出、ニューステクノロジーとS.…

  3. サイン業界向け低溶剤インク搭載IJPシリーズに新しく4機種をリリース。ハード設計をいちから見直し、よ…

  4. 渋谷駅直結・直上の新ランドマークが来秋開業へ。ロゴデザインやコンセプト固まる

  5. 今週9月1日(木)から広告資機材見本市「第63回サイン&ディスプレイショウ」が開幕、東広美

  6. バッテリー内蔵式デジタルサイネージを発売。14時間の連続点灯や太陽光にも負けない明るさを達成 カムビ…

  7. 個人消費者向けの応援広告支援サービスを開始。新たな屋外広告の在り方を提案、ヒットとY’s

  8. 点検業務や許可申請のDX化を実現。看板の一元管理ができるWebサービスを提供開始し、メンテナンスの重…

  9. 見る角度で全く異なるビジュアルを掲出する業界初のIJメディアを販売開始、SO-KENと東京リスマチッ…

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP