掲出先での看板デザインの見え方を事前に確認できるMRアプリ

神戸デジタル・ラボは、看板デザインが実際の掲出先でどのように見えるか可視化する、空間プレビューアプリ「Creative Design X(仮)」の開発に成功した。

このアプリは、各種書体のリーディングカンパニー・モリサワと共同開発したもので、現実世界にCGによる仮想映像を融合するMR(Mixed Reality)技術が活用されている。

具体的には、これまでデザイナーがPC画面などの平面で確認していた看板やポスター、案内板などを、デザインの段階から現実に近い空間での見え方を確認できるアプリケーションになっている。

MRデバイスとして、マイクロソフト社の「Microsoft HoloLens」を装着することで、制作段階にある看板デザインなどを掲出予定の現実空間に重ね、リアルに近い空間での見え方をプレビューで確認することが可能だ。さらに、プレビュー空間上でフォントを自在に変更して比較することも実現している。

設置場所やデザインが効果に大きく影響空する看板デザイン。今回開発したアプリにより、街頭の看板や駅の案内板、電車内の交通広告、展示会でのブースなどについて、さまざまな角度からの視認性、動線に応じた分かり易さやアイキャッチ、景観への影響といった様々なシチュエーションを事前に検証可能となる。

画像引用:神戸デザイン・ラボ

関連記事

  1. 仕掛け印刷「トリックプリント」のビジネス活用法が学べるオンラインセミナーを開催、フジテックス

  2. エムシードゥコー 関西エアポートとデジタル広告の独占運営10年契約を締結

  3. 国交相 高速道路ナンバリングによる道案内スタート。2020年までに概成目指す

  4. 最短3分で動画コンテンツを作成できるデジタルサイネージを農業業界が開発。他業界に向けても訴求開始 A…

  5. 業務提携により屋外ビジョンのアドネットワーク化を推進。デジタル媒体のさらなる有効活用が可能に、東急エ…

  6. 来場者数は66,210名とやや減少、page2018

  7. 「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」が3月1日から開催。昨年に引き続いてオンライン展の併催も、日…

  8. 販促・マーケティングの専門見本市が16日開幕、PIショー

  9. 最新機種の実機デモが見られるグローバルオンラインイベントを開催。各マシンを活用したサイン業界向けの多…

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP