【page2020 フォトレポート】印刷関連の資機材が一堂に集結

武藤工業
幅広いメディア対応力を持つ溶剤系のMPインクを搭載するIJP「ValeuJet」の省スペースモデル「VJ-628MP」を展示。紙だけでなく、アクリル、PP、PET、金属、合成皮革など、幅広い素材にプリントでき、熱や伸びにも強く、曲げても印刷面に割れが起きにくい特徴をアピール。ORISでの色合わせにも対応する。

さまざまな出力サンプルも紹介し、サイン・ディスプレイ関連はもとより、商業用途やパッケージ、プルーフ印刷など、業種に捉われない提案力をアピールした。


ローランド ディー. ジー.
新開発のプリントヘッドを搭載し、昨年11月に発売したUV-LED硬化型のIJP「VarsaUV LEC2-300」と、同12月に発売したオンデマンド箔転写機「Laser Decorator LD-300」がブース展開の柱。

「VarsaUV LEC2-300」は、CMYKのほかクリアと白インクも搭載する新モデル。72種類のテクスチャパターンデータを標準装備し、印刷面の輪郭カットができる加工機能もついているため、特殊印刷にも最適だ。クリアインクの出力サンプルを用意するなど、表現力の高さを訴求した。

「Laser Decorator LD-300」は、A4サイズ・高さ20㎝までのプラスチック素材に加え、紙、本革、合成皮革製品への箔転写に対応。こちらもさまざまな出力サンプルを提示し、対応力の高さを示した。


日本アグフア・ゲバルト
「A bridge to the future」 をブースコンセプトに、印刷会社向けの利益創出を目指す各種ソリューションを紹介。

品質向上を実現する「アズーラ速乾印刷」と1人当たりの生産性を高める「プリプレスのファクトリーオートメーションシステム」 を提案した。

ブース内のステージでは、約30分に1回のペースで、「プリプレスのファクトリーオートメーションシステム」の解説や、さらなる業務効率化を図る「クラウドワークフロー」についてなど3種類のセミナーを順番に実施。このほか、印刷技術を競い合うコンテスト「Sublima Contest」についても紹介した。


新星コーポレィション
エプソンの新製品「SC-P9550」を用いた出力デモを実施。従来機の約2.3倍となる高速出力や、グレーとバイオレットを同時搭載したことによる高色域をPRした。
このほか、ファブリック用クロス、ポスター、電飾メディアなど、オリジナル商材を中心に紹介。特に近年注目されつつある布メディア関連に注力。

Print Friendly, PDF & Email
ページ:
1

2

3

関連記事

  1. DOOH向けの広告配信プラットフォームを導入し、デジタル広告分野を拡張、大阪メトロ

  2. 成田空港UD基本計画が決まる。サインは建築空間と一体的に検討

  3. 大阪・梅田の3Dビジョンに江戸川コナンが登場! 飛び出す演出で最新映画とコミックスをPR パス・コミ…

  4. サイン業界向け大判IJP「TrueVISシリーズ」に、レジン・UVインクをそれぞれ搭載した6機種が新…

  5. UV硬化型インクの世界市場。2022年に136.8%成長へ

  6. フクダサインボード イトーキの特許技術をライセンス契約。屋外向けオンフックサインシステムの開発へ

  7. モンクレール 顔の隠れた凍った8人が佇む屋外広告を都内に掲出

  8. SureColorシリーズ初のレジンインク、UVインク搭載機をそれぞれ販売、エプソン販売

  9. 床面の案内サインに最適な照射型ライトをリリース。プラスチック使用量や貼り替えの手間を削減 カムビアス…

人気記事 PICK UP!

PAGE TOP