前日の人の流れを分析して屋外広告の視認状況を見える化、クロスロケーションズ

クロスロケーションズは2月15日、位置情報のビッグデータを分析し、屋外広告の視認状況を見える化する「Location AI Platform  屋外広告測定版(LAP屋外広告測定版)」の提供をスタートした。

LAP屋外広告測定版は、匿名位置情報のビッグデータをAIによって素早く分析・視覚化するプラットフォーム製品「Location AI Platform(LAP)」を活用したサービス。前日までのデータを日別、時間別、性別、年代別に細かく指定し、屋外広告周りの“人流”を見える化していく。同社では「屋外広告や交通広告のサーキュレーション調査、効果測定に活用できる」としている。

時間別や年代別で分析できる

現状、これまで視認状況の計測に使用するデータは、国勢調査や前年の数字を使ったものが多く、昨今のコロナ禍などの影響により大きく変化した人の流れをタイムリーに捉え難くなっている。加えて、大型ビジョンといったデジタル化が浸透するなか、広告主がアナログ媒体に対しても数値化を求めつつあり、その効果検証として活用できるデータは限られていた。

昨年と比較した緊急事態宣言下の渋谷

LAP屋外広告測定版では、位置情報データに特化した独自の解析エンジンが、屋外広告周辺にどのような人がいたのかを高頻度に可視化する。対象媒体があるビルやビルの前、または視認エリアといった、さまざまな場所の任意設定を実現。 期間についても、2019年1月以降のデータを保有し、任意設定で分析することで、コロナ前の視認状況と現状の比較なども可能だ。

【分析イメージ】

  • 来訪人数/接触者人数
  • 性別/年代別来訪人数
  • デイリー/アワリー人数
  • ウィークリーレポート
  • 居住エリア判定
  • 居住エリアをベースとした日次、週次、時間帯別来訪・接触者人数
  • 買いまわり傾向

【製品概要】

  • 製品名称:Location AI Platform  屋外広告測定版
  • 提供地域:全国
  • 提供単位:1000地点
  • 提供価格:月額50万円から

>>>サービスページはこちら

関連記事

  1. 日経メッセ 街づくり・店づくり総合展、開催中止。新型コロナウイルスの感染拡大を受け

  2. 建設業界の約7割が人手不足を実感。相次ぐインバウンド需要への対応で、賃金をアップする企業も増加傾向 …

  3. プライバシー保護や映像投影を一度にできる「プロジェクションフィルム」から抗菌・抗ウイルス仕様の新製品…

  4. ガーメントやラテックスプリンターで映画・SAND LANDのオリジナルグッズをその場で製作・販売する…

  5. 丸ノ内線新宿駅に「仮面ライダーギーツ」のヒロインたちが登場。限定ポストカードを配布するピールオフ広告…

  6. ファブリックサイン「LUFAS」が現在美術展のアート作品として採用。昇華転写だからこそできる独自な表…

  7. エプソン初となる純正測色器を発売。どこでも誰でも瞬間的に色の数値化が可能に、エプソン販売

  8. 低溶剤プリンター、純正測色器、クラウドサービスのセットを大特価で導入できるキャンペーンを期間限定で実…

  9. アイケーシーとショウワが9月1日に対等合併へ、新商号は「IKCS株式会社」

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP